2014-01-01から1年間の記事一覧
なんだかんだとせわしくすごしております。大掃除してまして、久しぶりに国文科の学生時代の本をみつけて、保元物語を熱心によんでいたのを見つけました。保元物語の下巻のはじめ、「義朝幼少の弟悉く失はるる事のことの段」に、びっしり書き込みしてありま…
ご無沙汰しております。年賀状に添える言葉ではないけれど、それなりにやってます。年間のベストな映画について、書こうと思ったり、どうやら、はてなで話題になっているちかんについて、書こうと思ったり、見にいった「寄生獣」について書こうと思ったりし…
ムーミン谷の彗星 (講談社文庫) 作者: トーベ・ヤンソン,Tove Jansson,下村隆一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1978/10/27 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 66回 この商品を含むブログ (41件) を見る ムーミン展にいって、是非読んでみたいなあと思っ…
この前の日曜日、数年前亡くなった立川談志の、住んでいた家を改造するというのを、テレビ朝日の「ビフォーアフター」という番組で見た。普段は見ないのだが、あまりに、落語的なはなしで、最後まで見いってしまった。まず、依頼された建築家が、ご近所の住…
それは、人間は弱いもんだからです。結婚っていうのは、とても、がまんがいるものだからです。まわりの人に持ち上げてもらわないと、とても、続かない。結婚式はあげない、でない、村上春樹の本を読んでるくせに、なんてこったとお思いでしょう。しかし、「…
沖田修一監督の新作「滝を見にいく」見てきました。普通の女性をオーデーションで七人選んで、撮ったユニークな映画です。私は、現実なのか、夢なのかわからない話が結構好きなので、見にいってみました。時々、電車にのって思うのですけど、ひとりひとりの…
いや、面白かった。ネットのお友達に教えてもらった、テレビ東京の菅原文太追悼特集の映画なのですが、あの当時の社会が、きちんと描かれていて、深かかったです。鈴木則文監督、トラック野郎なめてました。すみません。 昭和40年代の道路は、ひどかった。…
菅原文太さん、亡くなりましたね。では、この話を、と言いたいところですが、全然映画見てないです。井上ひさしの仙台の高校生時代を描いた「青葉茂れる」のかっこいい先輩のモデルだったぐらいでしか、知りません。今、去年亡くなった、大滝詠一さんが所属…
本棚をあらためてみて、かつて読んだ、デビルマンを読み返してみました。デビルマンのアニメの第二話を見たとき、氷づけにされたデビルマンの恋人の姿と妖獣シレーヌの登場シーンに、大人のエロスを感じてドキドキしました。しかしながら、アニメの話はだん…
御墓参りに行ってきた - oohaman5656's blog 実は、先週末もお墓参りに行ってまして、一年前とちがうのは、夫と行ったことであります。夏には、長男さんとも行きました。私がお墓参りにこだわる理由、お墓にもご近所があり、お正月や、お盆にお参りしたひと…
2013年度のアカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞を 独占した映画です。マシュー・マコノヒーとジャレット・レトの演技がすごいっていうのもありますけど、私にとっては、脚本家が、20年前、モデルになった人物に会って、すごいなあ、かっこいいなあと思っ…
色んな人が本棚をさらしてるので、やってみます。人の家に遊びにいくと、本棚、見るのって楽しみです。地図の多い家は旅行好きなんだと思うし、スポーツマンの人が、複雑な本をもっていて、この人は、鈍感をよそおっているのだと感じたりします。なりたい自…
社会学者 上野千鶴子さんの初期の本です。フェミニズムは、この本が書かかれたころより、当たり前になっていると思います。しかしながら、男が悪いから、女は不幸なんだといういいわけに、相変わらず、間違って使われていると思います。私からからみると、男…
トンボ返りで、関西にいってきました。新幹線の時間待ちのあいだ、韓国の美術品を収集した、高麗美術館に行ってきました。まえに、韓国の絹のパッチワークであるポシャギの展覧会があり、行ってみたい思っていました。司馬遼太郎さんと親しかった京都の実業…
まあ、ここんとこ読んだ本の感想なんですけどね。まず、迫害された江戸時代の浄土真宗の信仰について書かれた本です。江戸時代、鹿児島では、浄土真宗は禁止されていたようです。それは、米もとれない貧しい生活の中、親鸞のおしえを中心に平等をといた浄土…
高倉健さん、亡くなりましたね。あってほしい日本人を演じた大スターだったなあと、思います。私は、「幸せの黄色いハンカチ」、「八甲田山」あたりしか知りません。ものすごくお好きな方や、詳しい方がおられると思います。かつての、東映任侠時代の名作も…
長い、退屈、そういう評判だったので、見るのが遅くなってしまいました。確かに、途中眠くなったけど、美しい映画でした。沈黙の行をおこなっている、フランスの修道院の記録です。沈黙とのことですが、常に修道院内に、生活音があり、以外と活気があります…
るろうに剣心 全14巻セット (集英社文庫―コミック版) 作者: 和月伸宏 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/07/27 メディア: 文庫 クリック: 13回 この商品を含むブログ (8件) を見る 一作目の「るろうに剣心」を見にいったのは、和月伸宏の絵が可笑し食っ…
米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす 作者: マシュー・アムスター=バートン,関根光宏 出版社/メーカー: エクスナレッジ 発売日: 2014/06/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る ベストセラーになった「英国人一家、日本を食べる」のコバ…
村上春樹のエッセイ「村上ラヂオ」で、あったかい子犬をだいた気分になると、写真に写るのがこわくないという話がある。明恵上人の犬を見ながら、私は、考えていた。あったかい子犬とは何か。たぶん、そのエッセイのなかに、彼が太宰治がきらいだという話も…
またしても、いきものネタです。関西に行くための楽しみとして、この展覧会を目的にしていました。有名な「鳥獣人物戯画」が補修されたので、全巻展示され、そして、いっしょに京都栂尾にある高山寺の宝物が公開されたからです。行ってみたら、一時間待ちな…
ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」HP - 映画「鳥の道を越えて」 ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」HP - 映画「鳥の道を越えて」 この映画を見て、小林一茶の俳句を思い出した。 「雪とけて村いっぱいのこどもかな」 なぜなら、山育ちの監督の祖…
天満宮の境内です。ご祈祷を受ける人が渡る橋です。底を出て、二丁目に戻ると、天牛書店があります。かつて、道頓堀にあり、司馬遼太郎など、大阪の文化人と交流のある名物店主の店でした。江坂に移ったのですが、大阪市内の商店街に支店として、戻ってきま…
しばらく、関西に行ってました。思うところあって、天満の天神さんまで、お参りに行ってきました。大阪の天満橋一丁目に、大阪天満宮という神社があり、その周辺は、大阪で最も古い盛り場のひとつで、江戸時代、市があったところです。路面電車の終点が天満…
レイモンド・カーヴァーは生活者出身の作家である。そして、アルトマンも地べたをはいずりまわった経験を根にもつ人である。私は、一時期、ロバート・アルトマンの映画に凝っていたときある。アルトマンの映画は群像劇で、ひとつの都市や場所で起こる様々な…
アメリカの緊急電話119に、宅配ピザをくださいとのある女性からのいたずら電話がかかって来て、それをとった係の人が、これは、何かあると感じて、警官を派遣したところ、DV被害の真っ最中だったということを、ネットで読んだ。こういったいたずら電話を…
大野更紗さんの本、「困ってるひと」を初めて読んだとき、難病の人が、感情を持ち、考えていることに、びっくりしてしまった。今は情報が過多の時代で、人は見たいものしか見ないと生きていけない。その中で私にとっては、生きるのに必死で、保護されるべき…
先日、自分のブログを読んでいて、一年経っているのに気がつきました。そうなのか。一年続いたのか。今まで、日記さえ続かなかったのに、続いたのは、どこかで読んでくれている方々がいるからだと思う。はてなブログは、ちゃんと見てるよっていうのが、わか…
土曜日の朝、NHKをぼんやり見ていたら、理系の一見ムダなような研究にお金を回さなければ、ノーベル賞をもらえるような役に立つ研究はできないと話題になっていた。例の青色発光ダイオードの研究の受賞にからめての話だ。これは定期的に出てくるネタだけど、…
まず、ブログのデザイン変更しました。キーワード表示がないと気がつきましたので。まあ、訪れられたら、こちらをヒントに色々と読んでみてください。 で、本題です。宮藤官九郎の新作「ごめんね 青春」恐る恐る、見たのですね。「あまちゃん」があまりにも…