oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Y字路の気分

今、情報があふれてるので、偶然の出会いといいうものが少なくなったような気がする。街を歩いていて、この映画良さそうって思って、上演時間が間に合うから入ってなんてことがあったけど、今はある程度しらべていく。ひとつに街の真ん中に住んでいないので…

ラウラ・アントネッリ 映像と残像と

「青い体験」のヒロインだったラウラ・アントネッリ、亡くなりましたね。世間では、セクシー女優さんの扱いですが、美しいプロポーションといい、本物の美女だったと思います。彼女の死で、同じようにおくすりにおぼれて亡くなった、70年代に活躍した、シ…

海街diary 死のにおいと生の輝き

原作の漫画「海街dairy」にひかれたのは、ちょうど、母親の三回忌のころだった。親が死ぬと親戚とかとのつなぎ目がゆるみ、つらいことが多かった。母親と同居していた弟は被害者意識がひどく、ずいぶんと母のことで当たられた。こちらも至らないところが多く…

もう少し、甘いものについて考えてみる

前のブログに出てきた、浅草の福太楼は京都のおいしいあんこを中心に紹介した、「あんこの本」で知りました。この本は最初に著者、姜尚美さんの「わたしはあんこがきらいだった」というまえがきではじまります。その彼女が、自分が食べれるあんこのおいしい…

甘さがしみる、映画「あん」見てきました。

かつて、地元の駅前で、ふたりの独身のおばさんが焼いていた、とっても、美味しい今川焼きのお店がありました。駅前再開発がきまっていて、シャッター半分で店をだしているし、話しかけても、悲しげな目で見つめてきます。でも、これが抜群においしい。京都…

家事は惨めだという幻想のわけって、この辺りなのかな

兼業農家で、自分のところの畑に行ったことがない友人のご主人がいた。古い地主さんだった両親で、肉体労働をさせるぐらいなら、私たちがやって、勉強をさせたいということだったらしい。田舎であるこちらに越してからも、そういうことを自慢する人がいた。…

ほんととうそ  天皇の料理番

「天皇の料理番」、続けて見てます。主人公の妻役である黒木華さん演じる俊子さんが再婚するあたりから、ほんとかなって、思って調べてみました。実は、秋山徳蔵は二度結婚していました。十代の最初ころ、養家に夫婦のかたちではいったけれど、実子が出来て…

回路がつながる マグリット展

マグリット展行ってきました。いつも東京は遠いとのいいわけで、保留していたんですけど、先日、3ヶ月前とっておいたチラシを見て、ひっかかりを思い出して行ってきました。で、実物と出会うよろこびにひたりました。まず、マグリットが最初から抽象画で出…

雨にうたれる 雨柳堂夢噺

今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」 最近、ネットで、漫画を読むのにはまっていています。漫画はかさばるし、中古店でもきまったものしか置いてない。点数が多すぎるのとメガヒットが多いためだと思います。ネットだと、面白いものがみつけやすい。そうし…

なんだかんだと、読書の日々

雨で肌寒い日は、縁の下で寝てるのら猫になって、妙にぐったりして気分です。今、縁の下に潜れる家って少ないけど、あの薄暗い感じって悪くないです。外出もおっくうだし、なんだかんだで本読んでいます。昨日よんだのは、春日太一の「役者は一日にしてなら…

NHK アーカイブス ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三 戦時下の詩と生

たまに、午前中の忙しい時間だけど、BSのこの枠を見出すことがある。この番組は、日大芸術部のゼミ研究と再現ドラマを組み合わせて作ってあり、伊勢市出身の詩人、竹内浩三の戦死時と同じ21歳の柄本佑が主演しています。冬に生まれた蛾が死んでいくのをうた…