oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

簡単に、毒親っていうけれどね。

私が、漫画家の谷口ジロー先生の名前を知ったのは、亡くなった父が、親友からもらった一冊の本でだ。彼の師匠の石川球太が挿絵をかき、そのアシスタントとして、名前がでてた。そのころから、好きな絵だった。だから、その後大活躍しておられることは、とて…

野球映画はお好きですか。

先日、「KANO」という、台湾の野球をテーマにした映画を見てきました。なかなかに面白かったです。戦前、高校野球代表で、台湾の嘉義農林学校が、夏の甲子園で準優勝したことがあって、それをテーマにした映画です。野球好きなんで、野球の映画、見に行って…

フランス革命を生き延びた男 ツバイク 「 ジェゼフ・フーシェ 」

映画「グランドブダペストホテル」が、ウィーンで生まれ育ったツバイクの人生を モデルにしたと知って彼の小説を読んでみた。池田理代子さんがツバイクの「マリーアントワネット」を「ベルサイユのばら」の参考にされていたので、以前から、読んでみたいと思…

続 京都駅のまわりは楽しい。京都水族館

さて、続きです。東寺から、京都水族館まで、歩いて15分ぐらいかな。駅からも同じぐらいです。バスでも近くなのですが、これは、金閣寺とか二条城とかの有名観光地への行く途中なので、とても混みます。だから、歩いた方が楽です。水族館は、梅小路公園と…

京都駅のまわりは楽しい。

ちょっくら、私の用で、関西に行ってきました。行き帰りに、新幹線で、京都駅を使うのですけど、そのときの行き帰りに観光したりしてます。女は40すぎたら、いっしょだそうですが、心が自由にもなります。まず、行きに、京都駅から、久しぶりに京阪電車に…

鎌倉にいこう

この前、冬の乾燥した天気のとき、小田急に乗っていて、初詣の広告を見ていて、ふいに鎌倉に行きたくなりました。ほんとは、別のところに行く予定だったんですけどね。小田急を乗り継いで、江の電で鎌倉駅に降り立って、鶴岡八幡宮の表示をみたとき、母のこ…

百円の恋 人って案外変わるもんです。

安藤サクラ主演の「百円の恋」みてきました。かつて、DVDレンタルで見た「愛のむきだし」で、こわい女の子を演じていて、よく、この役、引き受けたなって、思いました。そして、その役者だましいは、本物だと、この映画をみて、改めてうれしかったです。 こ…

水の匂い 宮本輝

庄野潤三を書いていて、対照的に浮かんだのは宮本輝だ。同じように、川の近くで育ったからだと思う。庄野は、戦前の船場のボンボンたちの文化のなかでそだったけれど、宮本輝は、戦後の焼け跡の荒廃がのこっていた川そばで生まれた。実際は淀川沿いだったら…

日本人にしか、書けない 遠藤周作

第三の新人で、一番読んだのは、遠藤周作だ。小説もたくさん読み、エッセイもほとんど読んだ。エンタテイメントとしても、サービス精神豊富な、彼の生き方が楽しかった。しかし、今、思ってみると、都市生活を描こうとしていた同世代の作家のなかでは、日本…

庄野潤三 忘れられた第三の新人

この話に興味持つ人いないと思うけど、書きたいから書きます。数年前、第三の新人として、デビューされた庄野潤三さんがお亡くなりになりました。第三の新人として、デビューされた人のなかで、今も根強く読まれているのは、遠藤周作と吉行淳之介だと思いま…

ブレイクスルーについて 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」続き

「ジョゼと虎と魚たち」は、田辺聖子の日本の古典、フランスの恋愛小説、おもにサガンの研究が融合した成果だ。そして、隠された若き日の恋愛の苦い体験が底にあるのではないかと思っている。ジョゼの描写に、市松人形のような顔、そして、人形の足のような…

ブレイクスルーについて 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」前編

私は、若いころ、田辺聖子の愛読者だった。大阪の本屋さんだと、新刊が出るたび、目立ったところに置かれていた作家さんのひとりだ。古典文学にくわしく、おもしろくかいつまんだ現代訳と解説の本を、たくさん出されていたので、愛読していた。(かいつまん…

お正月の三日間

前回のお正月写真で、勇気、出たのですが、暮れからお正月の私を追ってみました。結構、写真中心のブログって好きで、別にやってみようかなと思ったりしています。 暮れの買い物のとき、あまりに富士山が綺麗だったので、写した写真です。今年のお正月は、空…

年末から、お正月へ

今週のお題「年末年始の風景」〈今週の一枚〉 お正月かざり。農協で買ったお花です。朝どりのお花をアレンジしてくれるから、二週間ぐらい楽しめます。農家の奥さんがアレンジしてるのですが、センスいいので、うれしいです。さとうの鏡もち、最初、抵抗あっ…

ドキュメンタリー映画、なかなかに面白いです。

映画「鳥の道を越えて」の感想を、ずいぶんと読んでいただいているみたいです。ありがとうございます。この映画は、渡り鳥の生態といった生物学的なところ、山里の古い生活の記憶、そして、監督の祖父への思いといった混沌とした要素がまじり、なかなかに面…

お正月、無事迎えました

お正月、なかなか楽しかったです。まあ、お料理して、お掃除してたのが、ほとんどだったんですけれど。年をとって、食が細くなったので、食べさせるのが、楽しみになりました。だから、この時期、凝った料理が作れるので、楽しいので、そんなにいやではあり…