2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
また、かびくさいことを書きます。なんで古い作家さんを読んだ感想を書きつづっているかというと、自分の気づきのきっかけになったことを自分に記録しておきたいこと、そして、書いていて、私は前の世代の生きていた当時の感情にすごく興味があるのことに気…
日本の戦後の作家として、曾野綾子の小説はとても大切な足跡だと思う。いわゆる第三の新人の作家は、庄野潤三、遠藤周作、そして、曾野綾子と多くの人がキリスト教文化の教養を受けた人々だ。彼らは、戦前のモダン文化とエリード教育の恩恵を受けた親に育て…
しばらくであります。最近、久しぶりにお洋服づくりにはまっていました。なんか、定期的に体をうごかして、自分の思いを具体化したいときがあるんですね。きっかけは、NHKのテレビ「すてきにハンドメイド」です。あれ、なんだか簡単そう、今の自分にもできる…
是枝 裕和の映画監督デビュー作が宮本輝の「幻の光」である事に、興味を持ったので読んでみた。1979年には発表されている、初期の短編だ。そのころ大学のテニス部を舞台にした「青が散る」がドラマになり、同世代の人も宮本輝を結構読んでいた気がする。…
クリント・イーストウッドの「アメリカン・スナイパー」見てきました。イラク戦争で160人を倒した狙撃兵の自伝ものなので、重すぎるかなと思ったけれど、エンターテイメント映画としても、よくできているので、するっと見れました。個人としての敵役もき…