2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ひと昔前の女子大の英文科といえば、ジェーン・オースティンを教えているところが結構あったんじゃないかと思う。しかめっつらしいおじさんやおばさまに教えられるのもあって、堅苦しい古典文学と思っている人が多かったのではないだろうか。まあ、イギリス…
デビッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」は、大人になってから見て、自分のなかの意識を変えてくれた映画だ。実は、私は彼の映画をこれと「デューン」と「インランド・エンパイア」しか見ていない。いつかそれ以外も見たいと思ってます。いいわけする…
今週のお題特別編「この春に始めたいこと・始めたこと」〈春のブログキャンペーン 第2週〉 前のブログで書いたとおり、最近、洋裁を初めています。テレビをみてて、 やり始めたんですけど、思い出してみたら、アクセサリー作りの材料をさがしに、吉祥寺のコ…
この前、本棚を整理していたら、小津安二郎の「晩春」が出て来て、ああ、この映画は私には、胸にささるんだなあと改めて思った。「晩春」は、1949年に鎌倉を舞台にした、原節子をはじめて主演すえた映画だ。彼の映画は、結婚する女の話を何度も繰り返し…
松尾スズキ監督、松田龍平主演の「ジヌをさらば」見てきました。映画館は「あまちゃん」人気もあるのでしょうか。老若男女でいっぱいでした。普段行かない、土曜日の午後だったこともあり、がっつり仕事してる感じの人が多かったです。こんなに幅広い層が映…
村上春樹と吉本由美、都築恭一の紀行「地球のはぐれ方」を読んでから、サハリン、昔の樺太はいつか行ってみたい所になりました。余談ですが、この本は、名古屋の不思議やら、讃岐のうどんなんかも旅してて、楽しいです。さて、私は、先祖が青森にもあり、青…
さて、清水宏の「小原庄助さん」は、戦前の時代劇スター大河内伝次郎を主役にした映画だ。その妻の役は、介護用ベッド、パラマウントベッドのCMでおなじみのおばあちゃん、風見章子だ。初めて若いときの映画を見たよ。なかなかに上品でむじゃきな奥様ぶりで…
某アマゾンで本を買ったとき、ついでにどうですかということで、戦前名監督、清水宏の「小原庄助さん」を購入しました。これは、在庫で残っていた廉価版の松竹の名画シリーズのひとつです。不覚にも泣かされてしまいました。私が清水宏を初めて知ったのは、…
ファッションビルの小田急ミロードのCMがネタになったとき、ふまじめにも一番に感じたのはあれだけのお洋服売るのって大変だろうなということでした。新宿には、ミロードだけでなく、伊勢丹、小田急、京王、ブランド、そしていろんなファスト・ファッション…