oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

2014-01-01から1年間の記事一覧

「記憶に残る風景」 #地元発見伝 京都

「記憶に残る風景」 #地元発見伝 昨日の五木寛之の本に誘われて、私が感じる京都らしい風景。まず、神社のお隣さんにのみ屋さんがある風景 京都市, 京都府綾小路通 そして、かつて、三井本家や豪商の住まいなどがあった、新町通り。 京都市, 京都府新町通 そ…

大阪と京都を考える「宗教都市と前衛都市」

宗教都市と前衛都市 ――隠された日本 大阪・京都 (ちくま文庫) 作者: 五木寛之 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2014/08/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 隠された日本 大阪・京都 宗教都市と前衛都市 (ちくま文庫) 作者: 五木寛之 出版…

「昨夜のカレー 明日のパン」 木皿泉のドラマは美味しくて、せつない

昨夜のカレー、明日のパン 作者: 木皿泉 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2013/04/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (44件) を見る 木皿泉は、潜在的なファンの多い脚本家だ。私は、「すいか」から、見ている。まず、その当時の配役が斬新で…

子どもがいるとややこしい 私は小津安二郎の「麦秋」が好きだ

麦秋 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2005/08/27 メディア: DVD クリック: 13回 この商品を含むブログ (32件) を見る 小津安二郎の名作といえば、「東京物語」である。異論はない。その作品群で、長編で、個人的な思い入れが一番あるのは、「麦秋」だ…

「記憶に残る風景」 #地元発見伝

「記憶に残る風景」 #地元発見伝 大阪市, 大阪府 地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」 以前、住んでいたところの近くです。確か、まわりに家がたくさんあって、銭湯やお店があったのですが、ずいぶんと景色が変わってしまいました。くすのきの大…

甲子園の隅っこ

小学生の頃、甲子園の高校野球を連れて行ってもらっていた時期がある。必ず、外野席の上のほうであった。ただだったこともあるが、遠くから俯瞰する景色が好きだったからだと思う。海からの浜風が吹いて、涼しかった。運動音痴だったので、体が自由に、躍動…

最近読んだ本 人にきちんと知らせることの大切さ

なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書) 作者: 春日太一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/09/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (11件) を見る 「なぜ時代劇は滅びるのか」春日太一 この本でも取り上げられている、「雲霧仁左衛門」が、古い脚本で、…

私的な宮崎駿への疑問

なんだか、私の中の宮崎駿への思いを書きたくなった。私が、宮崎アニメで気になって、気になってしょうがないのは、彼の絵コンテ、デビュー作「ホルスの冒険」から、「風立ちぬ」まで、何かを奪われた女性が、必ず、描かれるという事だ。 まず、ホルスの悪魔…

短編小説の集いに、参加しての感想

【第0回】短編小説の集い 投稿作品一覧 - Novel Cluster 's on the Star! 【第0回】短編小説の集い 投稿作品一覧 - Novel Cluster 's on the Star! まず、このような機会をくださった、ぜろすけさんに感謝いたします。面白かったです。普段、生活にして…

「ゴジラとナウシカ」

『「ゴジラとナウシカ」 海の彼方より訪れしものたち』赤坂憲雄 イーストプレス ゴジラとナウシカ 海の彼方より訪れしものたち 作者: 赤坂憲雄 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2014/08/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 主に、東…

「ジャージーボーイズ」音楽は、楽しい。

ジャージー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック アーティスト: サントラ,ジョン・ロイド・ヤング,カイリー・レイ,フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ,フランキー・ヴァリ,エリック・バーゲン,ボブ・ゴーディオ,ボブ・フェルドマン,ボブ・クリュ…

お題 りんご 『紅玉林檎ジャム』 [第0回]短編小説の集いに参加します

はてなブログで書かれている、ぜろすけさんの短編小説の集いに参加してみました。 【第0回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - Novel Cluster 's on the Star! 【第0回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - Novel Cluster 's on the Star! こんな…

最近、読んだ漫画

秋深くなってきましたね。っていうわけでもなのですが、ここのところ、漫画を読んでました。まずは、 「ジョジョリオン」 1巻〜7巻 荒木飛呂彦 最近、中古市場に出てきたので、大人読みです。かつて、子供たちがジャンプを読んでいるころ、ジョジョの奇妙…

どこかで誰かが見てくれてはる。

今週のお題「書くこと」 今、こうやって、ブログなんか、書いているわけですが、個人的な日記で、いいかなと思ったりします。事実、何年も手帳を書いていたりするわけで、こうやって、書く事で、自分のプライバシーや、欠点やらをさらすことになってしまって…

本屋さんの遊び方

大抵は、ご近所の本屋さんに、行っています。うちのご近所は、購入者が、だいたい、団塊の世代ぐらいの人と、中高生が中心です。だから、店頭に、並ぶ本は、本当に、全国的に、売れている本が多いです。イベントなんかで、東京に行ったとき、大きな本屋さん…

真夜中の土砂降り 「東京トライブ」

TOKYO TRIBE (ヤングジャンプコミックス) 作者: 井上三太 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2003/04/18 メディア: コミック クリック: 3回 この商品を含むブログ (9件) を見る 園子温の「東京トライブ」見てきました。一言で言うと、夏祭りを見てきた、感覚…

横浜トリエンナーレで、「華氏451」見てきました。

先日行った、岡本太郎美術館で、ちらしあったんで、横浜トリエンナーレの映像部門のオープニング、フランソワ・トリュフォー監督の「華氏451」の上演会と大林宣彦監督の講演会、行ってきました。 かつて、トリエンナーレで、靴の世界で、有名な、高田喜佐…

さよならオレンジ 言葉の力

さようなら、オレンジ (単行本) 作者: 岩城けい 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/08/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (29件) を見る 「子連れ狼」の原作者の小池一夫さんが、週刊現代の中で、心に残った10冊という文章で、最近の作品と…

かばんの中身はそう変わらないけど、かばんは変わる

今週のお題「私のかばん」 久しぶりに、お題にトライしてみました。 革製品のフェチには、くつ派とかばん派があるように、思える。私は、どちらかというと、鞄派なのである。皮を手で触れる方が、好きらしい。そして、革製品だけでなく、籐製品、パッチワー…

旅先で読んでた本

飲み食い世界一の大阪 そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの 作者: 江弘毅 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2012/12/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (6件) を見る ちょっくら、関西の方へ、お墓参りやら、主人の両親訪問や…

ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ

お盆休みも映画見に行ってました。私が見たのは、「ゴジラ」でございます。面白かったです。きちんと、第一作目を、ふまえた作りで、原子力とゴジラの関係性といった社会性にも、きちんと踏み込んでいます。俳優さんも演技派をそろえ、渡辺謙も、前半は、主…

川崎市岡本太郎美術館行ってきました。

お盆休み、小田急向ヶ丘遊園駅から、歩いて15分ほどの、生田緑地にある、川崎市岡本太郎美術館に行ってきました。二度目ですが、楽しかったです。まず、場所がいいのですね。公園ですが、自然な、多摩丘陵の姿が残っています。ここは、実は、「ドラえもん…

お盆だから、初めてのドーナツとコーヒー体験

私が、はじめて、ミスタードーナツを食べ、コーヒーを飲んだのは、大阪市内の福島の駅前であった。中学受験の模擬試験の帰り道で、寒い寒い、12月だったように思う。それは、福島駅の近くにある、とある私立校を借りて行われた。寒い日だった。それに、帰…

本好きへの100の質問、やってみました。

「本好きでの100の質問」http://www.geocites.jp/bookend1185/book100.html ご縁を感じたので、暑気払いに答えてみますね。印象に残ったところだけで、全部は答えてません。 まず、001 本が好きなのは、 たぶん、好奇心が強いからだと思います。人の考え…

最近読んだ本 昔の日本について考えてみる

暑いですね。夏の盛りです。でも、ツクツクボウシが、鳴き出したようなので、夏は、 あと少しです。さて、この夏、読んだ本です。 サンカの民と被差別の世界 ――隠された日本 中国・関東 (ちくま文庫) 作者: 五木寛之 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2014…

面白い動物たちに会って来ました。「アニマルワールド 美術のなかのどうぶつたち」

静岡県立美術館の企画展、「アニマルワールド 美術のなかのどうぶつたち」に行ってきました。たまたま、県立美術館のことを知って、動物物って、面白そうだなあと思い、遠征してみました。 いやあ、楽しかったです。江戸時代の日本画の展覧会なのですが、モ…

「思い出のマーニー」見てきました

思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫) 作者: ジョーンロビンソン,ペギー・フォートナム,Joan G. Robinson,松野正子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2003/07/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 19回 この商品を含むブログ (28件) を見る …

花子とアンの時代、『「パンとペン」社会主義者・堺利彦と「売文社」』の闘い』

最近、朝ドラの「花子とアン」に、はまっています。以前から、読もうと思って、挫折していた、黒岩比佐子著 「パンとペン」を、読みました。堺利彦は、明治三年生まれで、昭和八年に亡くなった、文学者であり、社会主義者である人です。この人は、無類の世話…

人間らしく、生きて行く 「消費をやめる」銭湯経済のすすめ 平川克美

「消費をやめる」銭湯経済のすすめ 平川克美 銭湯と聞いて、読んでみました。私は、銭湯について、色々な思いがあります。そのひとつに、かつて、小学校の同窓会にいったとき、俺さ、銭湯で、世の中について、学んだよなっていう話が、同級生から、ありまし…

過去と未来と、現在と「リアリティのダンス」ホドロスキー

難しいと思っていたけれど、コミカルで、哲学的で、かつ、刺激的で、面白かったです。 ホドロスキーの子ども時代を描いた作品です。ホドロスキーは、南米チリで生まれ、ユダヤ系のウクライナ移民の出身のようです。 アレハンドロ・ホドロスキーという名前か…