oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

読書

手芸本やら実用書 あれこれ放浪記 2

さて、続きです。私は、子どもの頃から、へたくそなりに、手芸が趣味です。まあ、最近、やっとこさ、靴下を編めるようになったぐらいなので、たいしたことないです。その中でこれは、おもしろいと思った本について、書きます。 「ビーズアクセサリー」「ビー…

料理本やら実用書 あれこれ 放浪記 1

実用書って、面白い。日々、進化している分野だと思う。図書館なんぞで、昔の実用書を、眺めると、ちょっと、びっくりする。説明が、抽象的なのだ。思うに、昔は技術は、人から人に伝えるもので、本は参考だったからだと思う。それが、画期的にわかりやすく…

メロンソーダの誘惑

高校生のとき、メロンソーダに凝っていたことがある。高校は、中学の皆が、あまりこない、電車で30分ぐらいの高校に通った。駅前に住んでいるのにもかかわらず、わざわざ別の路線の駅まで、自転車で10分、電車で30分だった。 勉強はついていけなかった…

最近読んだ本 4 心について、ぼんやり、考えてみる

あわいの力 「心の時代」の次を生きる (シリーズ 22世紀を生きる) 作者: 安田登 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2013/12/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 「あわいの力」 安田登 心って、言葉がないときは、なかったらしい。そん…

中国行きのスロウボート 私の中の村上春樹

新しい、村上春樹の短編集女のいない男たちがでましたね。文芸春秋に連載の2編を読んで、楽しみにしていました。これから、じっくりと読むつもりです。さて、このごろ、なんだか、もやっと、感じていることがあります。 村上春樹の数ある短編の中では、「沈…

最近、読んだ本 詩について考えてみる

「かないくん」谷川俊太郎 松本大洋 子供の頃、夏休みがすぎると、いなくなる人がいた。小学生は大人の枠の中で過ごしているのである。また、子供なので、深く付き合うには体力がない。記憶だって、そんなに続かない。それゆえ、他者と自分が曖昧だ。それ故…

 最近読んだ本 映画本なぞを

「仲代達矢が語る 日本映画黄金時代」春日太一 「あかんやつら」が、面白くて、読んでみました。 http://oohaman5656blog/hatenablog/entory/2014/01/30/193730 仲代達矢、顔が恐くて、芝居が、暑苦しくて、嫌いでした。最近、「いのちぼうにふろう」とか、…

最近読んだ本3

西洋美術史入門 ちくまプリマー新書 池上英洋 とてもよくまとめられた入門書。断片的知識でしか、知らなかったので、とても、勉強になった。識字率の低い時代の絵解きとしての絵画の知識はなかったので、そのあたりが、 一番、面白かったかな。参考図書も興…

あかんやつら 東映京都撮影所血風録 春日太一

いやあ、おもろかった。語り口に酔わされました。私は東映の映画は、ほとんど見てないので、ついていけるのかと思ったけれど、私のすぐ、隣合わせににある世界、男の世界の滑稽さを描いたもので、興味深かった。女の私から、どうよという、エピソードも多い…

 知恵て、なんだろう。 『日本人のくらしと文化』宮本常一

日本人のくらしと文化 宮本常一 初、宮本常一本。やっとこさ、読んだ。この前、神田で本を眺めていたら、山本周五郎と一緒に監修している本があって。宮本常一、読んでみようと思った。 山本周五郎の「日本婦道記」って、本は江戸時代の女の人の感情が描かれ…

雑誌を読んで感じたあれこれ。

「CREA」一月号 年に一回でる、映画特集。たまに、読んでましたね。アラサー向けの雑誌なので無理がありますが。大根仁と清水ミチコの対談おもしろそうと思って、読みました。大根仁が「プラダを着た悪魔」と「バーレスク」が好きと言っていたのはうれしかっ…

骸骨ビルの庭 宮本輝

秋の夜長は読書とブログ 骸骨ビルは大阪の十三にある。その場所は淀川沿いのかつてのラブホテル街がモデルだ。そこはかつて、十三の渡しというものがあったらしい。阪急電車で夕方、河を渡る時、いつも物悲しい気分にさせられ、目を背けたくなるけど、見てし…

落合博満 戦士の休息

中日の監督だった、落合博満がジプリの雑誌 『熱風』に連載した、映画についてのエッセイです。『熱風』って、この間、宮崎駿が脱原発について、語っていた雑誌らしいです。有名書店にただでチョコとおいてあるものなのですが、これが、執筆者がやたら豪華み…

八月に読んだ本

先月、読んでいた本 大江戸歌舞伎はこんなもの (ちくま文庫) 江戸歌舞伎は朝からはじまって、夕方終わる。娯楽って、ほんとに特別なものだったのだ。目から、うろこのことが見えるから、橋本治、おもしろいです。 どんぐり姉妹 (新潮文庫)いつもの、定番のお…