oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

映画

大いなる沈黙へ グランド・シャトルーズ こんな生き方もありかな

長い、退屈、そういう評判だったので、見るのが遅くなってしまいました。確かに、途中眠くなったけど、美しい映画でした。沈黙の行をおこなっている、フランスの修道院の記録です。沈黙とのことですが、常に修道院内に、生活音があり、以外と活気があります…

漫画の映画化って、どう思います?「るろうに剣心 伝説の最後編」

るろうに剣心 全14巻セット (集英社文庫―コミック版) 作者: 和月伸宏 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/07/27 メディア: 文庫 クリック: 13回 この商品を含むブログ (8件) を見る 一作目の「るろうに剣心」を見にいったのは、和月伸宏の絵が可笑し食っ…

映画「鳥の道を越えて」 思い出に秘められた切なさ

ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」HP - 映画「鳥の道を越えて」 ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」HP - 映画「鳥の道を越えて」 この映画を見て、小林一茶の俳句を思い出した。 「雪とけて村いっぱいのこどもかな」 なぜなら、山育ちの監督の祖…

ロバート・アルトマンの毒

レイモンド・カーヴァーは生活者出身の作家である。そして、アルトマンも地べたをはいずりまわった経験を根にもつ人である。私は、一時期、ロバート・アルトマンの映画に凝っていたときある。アルトマンの映画は群像劇で、ひとつの都市や場所で起こる様々な…

子どもがいるとややこしい 私は小津安二郎の「麦秋」が好きだ

麦秋 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2005/08/27 メディア: DVD クリック: 13回 この商品を含むブログ (32件) を見る 小津安二郎の名作といえば、「東京物語」である。異論はない。その作品群で、長編で、個人的な思い入れが一番あるのは、「麦秋」だ…

「ゴジラとナウシカ」

『「ゴジラとナウシカ」 海の彼方より訪れしものたち』赤坂憲雄 イーストプレス ゴジラとナウシカ 海の彼方より訪れしものたち 作者: 赤坂憲雄 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2014/08/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 主に、東…

「ジャージーボーイズ」音楽は、楽しい。

ジャージー・ボーイズ オリジナル・サウンドトラック アーティスト: サントラ,ジョン・ロイド・ヤング,カイリー・レイ,フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ,フランキー・ヴァリ,エリック・バーゲン,ボブ・ゴーディオ,ボブ・フェルドマン,ボブ・クリュ…

横浜トリエンナーレで、「華氏451」見てきました。

先日行った、岡本太郎美術館で、ちらしあったんで、横浜トリエンナーレの映像部門のオープニング、フランソワ・トリュフォー監督の「華氏451」の上演会と大林宣彦監督の講演会、行ってきました。 かつて、トリエンナーレで、靴の世界で、有名な、高田喜佐…

ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ

お盆休みも映画見に行ってました。私が見たのは、「ゴジラ」でございます。面白かったです。きちんと、第一作目を、ふまえた作りで、原子力とゴジラの関係性といった社会性にも、きちんと踏み込んでいます。俳優さんも演技派をそろえ、渡辺謙も、前半は、主…

「思い出のマーニー」見てきました

思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫) 作者: ジョーンロビンソン,ペギー・フォートナム,Joan G. Robinson,松野正子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2003/07/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 19回 この商品を含むブログ (28件) を見る …

過去と未来と、現在と「リアリティのダンス」ホドロスキー

難しいと思っていたけれど、コミカルで、哲学的で、かつ、刺激的で、面白かったです。 ホドロスキーの子ども時代を描いた作品です。ホドロスキーは、南米チリで生まれ、ユダヤ系のウクライナ移民の出身のようです。 アレハンドロ・ホドロスキーという名前か…

友情って、あります。「ジゴロ・イン・ニューヨーク」

映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』予告編 - YouTube ウッディ・アレンが、出演した、ジョン・タトゥーロ監督、主演の映画を、見てきました。アレンが、かなり、協力したようで、当て書きっぽい、脚本になっていて、素顔が見えて、興味深かったです。 まず…

「ゴジラ」は、やっぱり、すごい。

昨日、NHKBSで、デジタルリマスター版のゴジラを見た。ありがたいです。劇場で、限定放映されているのを知っていたが、そこまで、熱心な観客では、ないです。子ども時代、ちょっこと、シリーズを、映画館や、テレビで見た人です。しかしながら、学校の休みに…

ふるさと大阪を考える 1

私が、よく見ているサイトにこういうのがある。 十三のいま昔を歩こう 梅田に遊びに行き、淀川から、帰り、夕焼けを眺めながら、阪急京都線の鉄橋を渡ると、十三である。とても、美しい風景だ。そして、なぜ、十三という呼び名であるのか、永年、知りたかっ…

ホドロスキーの「Dune」下 具現化の冒険

HRギーガーARH+ NBS-J 作者: H.R.ギーガー 出版社/メーカー: タッシェン・ジャパン 発売日: 2007/10/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 2人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (1件) を見る 続きです。この映画を見に行く事は、結構、迷ったので…

 ホドロスキーの「Dune」 上 中学生のころ

映画『ホドロフスキーのDUNE』公式サイト 私が中学生のときの友人は、竹宮恵子と、萩尾望都と、石ノ森章太郎が大好きだった。今思うと、引っ込み思案で、自分を表に出さない私が、なんで、彼女と友達になれたのか、思い出せない。たぶん、漫画好きなのを知っ…

「アナと雪の女王」って、気になりますか。

映画館で「アナと雪の女王」の予告編を見ていたとき、この映像と歌、気持ちいいなあと思った。大ヒットするのも、当然だと思った。でも、そう好みじゃないなと、思った。で、私は、見に行っていない。それで、あなたは、反ディズニーですかと、言われると、…

ミュージカルって、好きなんだよな。

ポスタ- A4 パターンA バーレスク 光沢プリント 出版社/メーカー: 写真フォトスタンド APOLLO メディア: この商品を含むブログを見る 昨日の晩、またしても、「バーレスク」を見てしまった。これで、3度目かな。好きなんですよ。あの、ほとんど、裸で、クリ…

コメディって、楽しい「グランドブダペストホテル」

映画館で、予告編を見て、これと思って、楽しみにしていた映画。ピンクのホテルの話って、見てみたいと、アメリカの皆も思ったようで、大ヒットだそうです。で、ご近所の映画館で、上映で、時間的にも、経済的にも、助かります。いわゆる単館系の映画って、…

ビル・カニンガム&ニョーヨーク

ビル・カニンガム&ニューヨーク [DVD] 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D) 発売日: 2014/02/04 メディア: DVD この商品を含むブログ (3件) を見る WOWOWで、 去年、見たかったドキュメントを見ました。雑誌とかの、ファッションスナップって、好きなんですよ…

インサイド・ ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』公式サイト 何となく、猫と音楽に惹かれて、見てきました。猫、可愛かったですね。ねこちゃんの名前も、ストーリーのうえで、大切なヒントです。粋な相棒です。 1960年ごろの、ある売れないフォー…

こういう雨の肌寒い日なので、清水宏が見たい。

今頃の、梅雨寒の季節になると、清水宏の初夏の輝きの中の伊豆の風景を映し込んだ映画がみたくなる。まるで、印象派の絵のように、自然の中で、人のささやきが映し込まれている。 森の中にある、温泉の川沿いを歩く、若い按摩たちの姿が印象的な「按摩と女」…

ずっと、行きたかった宮島に行ってきました 1

週末、ホテルの割引券をいただいたこともあり、これも、ご縁だと思い、広島は宮島に行ってきました。まず、呉市に行ってきました。 広島駅から、在来線に乗ります。 呉の駅から見た線路。起伏のある地形です。 大和ミュージアムへ行きました。大和という船に…

海街diary

吉田秋生の海街diaryが、「そして、父になる」の是枝裕和監督で、映画化されるらしい。 コミックナタリー - 吉田秋生「海街diary」是枝裕和監督により実写映画化 この三姉妹の生き様を描いた原作を読んだとき、鎌倉という土地で描かれた家族の物語が、とても…

稲荷町の親分とか、六本木のお姉さんとか。

今週のお題「名前をつける」 名前というのは、呼びにくい物である。よっぽど、親しくないと、名前で呼ばない。家族とかでも、お兄ちゃんやら、お姉ちゃんやらと呼ぶ。また、愛称で呼ぶ。親でさえ、姿勢を正して、説教するときとかだけ、名前を呼ぶことが多い…

川島雄三「しとやかな獣」再見

しとやかな獣 [DVD] 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2012/11/16 メディア: DVD クリック: 5回 この商品を含むブログ (7件) を見る 子どもころの気になる映画、「しとやかな獣」見てきました。 若尾文子の強烈な色っぽさと、暗い画面が印象的だった。 大…

ブルージャスミン 女は 好きだけど、憎い

見に行こうか、迷った。ウディ アレンのシリアスめな映画は、気分は悪くなるからだ。確か、「ラジオデイズ」を、最後にしばらく見なくなったくらいだ。あれは、意地悪だったなあ。自伝的な作品で、親戚の伯母さんがモデルの人が出てくるのだが、女の人のだめ…

 見てきました アデル ブルーは情熱の色

エロな映画がカンヌで賞を取ったと、話題になっていましたが、見てみると、とても、 面白い青春映画でありました。そして、ふと、思い出したのは、ダスティン・ホフマン主演の「卒業」だ。名優が、演技を認められた名作だと思う。これは、男の子が性愛を通し…

ディズニーって、なんだろう  ウォルトディズニーの約束

http://ウォルトディズニーの約束 映画 昔、シンデレラ城の上であがる花火で始まるディズニーの番組をみたとき、世の中にはこんな素敵な場所があるのかしらと、わくわくした。ミッキーマウスやらのキャラクターも すてきだったけれど、ケーキやらキャンディ…

きざしがあって、世界は動く

ジブリで、「思い出のマーニー」の映画化をするらしい。この本は、河合隼雄の本で紹介されて、読んだ本の一冊だ。岩波の少年文庫にある、とても、ささやかな小説だ。 その紹介のなかで、忘れられない言葉は、相手に聞く準備ができて、初めて、自分の気持ちを…