oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

やっぱり、ブログのまとめです。

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 一年ぐらい前にスマホに変えました。私はtwitterにブログのリンクを貼っているのですけど、そこで、サイトを開けてみると、はてなブログが集計した、人気5位のランキングがあるのですね。ひとは私のブログの何に興味があるか、面白いので書いてみますね。

 まず、1位は、

 

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  どういったらいいか、私にしたら、めずらしく、今現在を、表に出している文章だと思います。誰か、facebookでリンクを貼られてる方がいるみたいで、それでたくさん読まれてるみたいなんですけど。誰なんかなあ、私はfacebookしないのでわからないです。まあ、読んでくれるのはうれしいです。

 文章としては最初のころもあって、どうにも気に入らない。でも、田舎で、子育てしてみて、田舎の閉塞感とかが、体でわかったことが書かれて、頭で感じてたこととはずいぶんと違うことは書けたと思う

 で、2位

 

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  最近の記事なんですけど、エロは強い!イタリアのセクシー女優、ラウラ・アントネッリが亡くなってときの記事も、ときどきランキングにあがってくるのですが、あれはビスコンティの遺作が渋いって記事でもあって。

 私はこの漫画は気に入っています。話がとてもシンプルで、細い線描きの絵で勝負ってところが好きです。

 書いた頃、エロ漫画批判が盛り上がっていたころと重なりました。私的には、影響はないことないだろうなとは思います。ひとは見ることで自分を発見するし、誤解も産みやすい。でも、受け手が、どんな常識やモラルを持って育っているか、それを見て、興奮する自分をどう感じるかですね。面白いものは、混沌としたメッセージが読み取れるので、読もうと主体的にすると、色々とゆらぐかなって思う。

 山本直樹は、田中圭一の「箸とペン」で知って、読み始めたのですね。SNSがなかったら、気の弱い私は、エロ系の漫画を読まなかったと思います。色々と面白い漫画をある。若いとき好きだった漫画を、また、たくさん読み出したのは、間違いなくSNSがあったからです。紙媒体の漫画の売れ行きは、すごく落ち込んでいるようですが、私みたいなひともいます。それは、ちょっと古い作品だと割引があること、あと、保管の問題が解決できることだと思います。

 3位は

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  この文章は自分なりによく書けていると思います。とっても、ひっかかりのある監督さんだったからかなあ。4時間もある映画なんで、どんなんかなってひとに、読まれているようです。

 この映画に関しては、いっぱい、語られた映画だと思いますが、私なりの感想は書けたと思います。それは、暴力がそばにある場所での、感染力の強さへの実感です。

 私の子どもの頃は、地元で、なんどか、銃の発泡事件がありました。ドブ川に、どうしようもない人間が放り込まれたり。まだ、多少、戦争の影があり、そして、貧困がありました。台湾のように、軍隊がいばってたりはしなかったですが。

 サンフランシスコで成功した親戚を持つ、中国人一家との関わりもあって、彼らの新しい世界への、じりじりするような渇望感を感じたりしました。

 そんな体感が、少しは、出せたかなって、思っています。作品のなかでヒロインが語る。「私を変えたいのね。でも、世界といっしょで私は変わらない」というセリフ、痛いですね。初恋は象徴的に、そんな理不尽を、はじめて知る経験であることを、思い出させてくれる映画です。

 Blu-rayが出るみたいなんで、興味のある方は、どうぞ、見てみてください。子供の殺人事件の経過の細やかな描写から、社会を感じ取れる普遍性があります。

 次の4位

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  小津安二郎の映画をたくさん見ていて、思うところを書いてみたものです。この映画は、娘時代ぎりぎりの原節子小津安二郎の、運命的な出会いを描いた映画として記憶に残ってます。私的には、小津映画では、家族の全体を描いた「麦秋」が、いちばん好きなんですけど、「麦秋」では、もう群像のひとりだし、「東京物語」はキーマンで、主役は笠智衆東山千栄子の夫婦だと思ってます。後期の「秋日和」とかでは母親役ですしね。がっつり、ふたりが、四つに組んだのは、この映画だけなんじゃないかな。それだけに、原節子の生身の生理まで写しこんでいるすごみがあります。トゲトゲしい。まだ、あきらめというお薬がない。過去への執着というのは、死が遠のいて、美魔女なんてことばが使われる、今、結構、今日的なテーマなんだと思います。

最後は 、

 

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  ベルばらの第1回は、リアルに読んでいます。たぶん、雑誌のお姫様の表紙に惹かれたんだと思います。花嫁行列に男装の麗人がでてきて、かっこいいって興奮したなあ。単行本も何冊か買って、宝塚も何回か見に行きましたし、中継もしっかり見ました。そんな体験が反映して、読んでもらえてるのかな。

 男装って、象徴的で、これから社会に進出する女性の苦しみを予見した作品だと思っています。日本は、こどもをもたない独身者でないと成功しないところがあります。名誉男子的なひとといいますか。

 そんな女性の苦悩を先取りした感じがあります。アンドレは、最近の漫画の恋愛は、男装の麗人、仮想男に進んで、BL大国に至るって感じだろうか。男女の恋愛ものは、生活感が勝負ってかんじになってますね。

 

 スマホで、自分のブログを読んでみて、また、色々とひとのブログとかを読んでみると、あの小ささにあった文体を工夫されていて、面白いですね。私は、けっこうだらだらと書きたいほうなんですが、それも楽しそうだなあと思っています。そんな、色々なことを感じて、刺激になりました。