oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

みんなたくましいです「ゆとりですがなにか」

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 「あまちゃん」後、どうかなっていう感じだった宮藤官九郎の「ゆとりですがなにか」が面白い。この前の日曜日は怒涛の展開で楽しゅうございました。かつて日本テレビの十時で放映された山田太一の「ふぞろいの林檎たち」を意識してるのも楽しいなあ。三人のうだつのあがらない若者が主人公だし、そのなかのひとり、坂間くんは酒屋の息子でお兄さん夫婦は不妊症だし。出世作の池袋のチーマーの世界をえがいた「池袋ウエストゲートパーク」からそうだけど、現実の社会とのとげとげしい関わりが、底にあるのがいい。だいぶ、おだやかになったけど、柳楽優弥演じるまりぶくんとその父のアウトサイダーぶりはその名残だ。それをふまえて、地道な坂間くんと理想化肌の山路くんの個性がきわだってくる。演じている岡田将生松坂桃李はおとなしく見えて、とげとげとしたところがあるのが、よく配役したひとはみてるなと思った。特に岡田将生はやっと地をほの見せる役が来たなと思った。大人しい二枚目だけでなく、意地悪そうなところが気になって、もやもや見ていた。

 安藤サクラのヒロインぶりもいい。いまどきの働く女の子として、リアルだ。そうですよね。まず、結婚したいって思っていいよって思う。実際、課長役の手塚とおるがからんできて、ふたりの恋はどう転がるのか、わからなくなってきた。山路くんにからむ、吉岡里帆メガネ女子ぶりも可愛いし、白衣の天使のおかあさんも曲者っぽい。実は一番生真面目な、まりぶくんの人生も気になる。今をきちんと取り込んでいて、いや、楽しませてもらってます。2年ぐらい前、私は日本はコメディがたりないって叫んでたけど、このごろ、大河ドラマまでコントぽいものを取り入れていて、世の中が不景気なきぶんなのはまちがいないな。

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