oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

映画館に行こう

 

 

ベスト・オブ・スター・ウォーズ~ミュージック・アンソロジー~
 

 

SNSをみてると「スターウォーズ」の話題で盛り上がっていて、そのなかで、予告編の宣伝で「ワンピース」が絡んだ宣伝がひどいとあったので目にひいた。まあ、これについては色々と考えるとこはあるが、そのなかの文章で、年間映画館で映画を5本以上みるひとは3パーセントとあって、ちょっとびっくりした。そのひとたちにかまってられないというが、それでどうなんだというはなしだった。そうか、私はその3パーセントのひとなんだな。だけど、大抵、メジャーな映画をみてるので、いわゆる映画好き、シネフィルのひとからはちょっとなあという感じの立ち位置にいる。だいたい、ひんぱんに映画館に行くようになったのはここ最近、精神的にひまになったからだ。

 そうだよな。映画だけでなく、大量の映像コンテンツがある。そのなかで、二時間ぐらい拘束されるのである。レンタルやネットで安価で見られる時代だもんな。寒いなかでも、あったかいおうちで、ポテチなんか食べて寝っ転がって、やっとこさ、映画が見られるのである。

 そのなかでなぜ私が映画館に向かうのか。まず、映画は大画面で写すことが前提なんで、それが一番美しいことと、同じことに興味があるひとと観れることだ。一人だけどゆるい連帯感といいますか、北野武の「アウトレイジ」を見たとき、朝イチなのにもかかわらず、お水系のひとが多く、まじめなお水系ってこんなにいたんだと感動した。そして、カズオ・イシグロの小説の映画化「私を離さないで」を見たときは品のいいおじさまおばさまたちとみた。どちらともなんかしらの共感があるのがいい。人類という感じがして。

 しかし、ひとりで、ひとと一緒にみるのっていやってひとは多いだろうな。特に混む土日の午後はマナーを悪いひとが多いし、しっかり働いて、料金を払っているひとはハラが立つと思う。暇なので時間を選べる私とはちがう。それで、見にいってみたけど、やっぱり映画館なんてと思うひとも多いだろう。昔とちがって、映画館をきれいで、ちかんも少なくなったといっても難しいだろうなあ。ま、ちかんに関しては私は対象外になったので気楽であります。それに、昔は誰かしら、ひとと見にいっていた。ワイワイ言いながらね。まだ、携帯もない時代でコンテンツも少なかったし、世の中が暇で寛容だったからだ。その中でも映画好きな私は、マイナーな映画はひとりで見に行った。席を変えつつ、痴漢と戦いながらみた映画はダスティン・ホフマンの「マラソンマン」だ。地味だけど、ダスティン本人も気にいっているいい映画です。

 まあ、映画館に行くということは、田舎だと、せっかく出たんでご飯を食べて、ウッッカリ買い物をして、そして会いたくもない知り合いに会って、高くつく。都会でも町にでるということで割高感あると思う。しかし、二時間、夢をみれる。そして、約束した時間に何かに出会うという喜びがある。

 「スターウォーズ フォースの覚醒」みてきました。こちらのシネコン、土曜の朝ガラガラだったので、映画界を盛り上げるため。大ヒットといっても、今の映画界はそんなもんなんだなあ。マナーが悪いのも見慣れてないひとが多いからだ。30年の歴史を感じるいい映画でした。シンプルで、監督をはじめ、今のわかいひとを励ましたという気持ちを感じて熱くなりました。そして、一緒見にいったひとたちを懐かしく思い出した。わかものよ、映画館に行こう。そして町に行こう。寺山修司のことばではないけれど。

 

ベスト・オブ・スター・ウォーズ~ミュージック・アンソロジー~
 

  この主題歌はほんといいなあ。