oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

ブログのまとめやってみます

 年末になると、そろそろまとめ的なブログが増えてくる。いろいろと思うところがあっって再開したし、そろそろ2年以上続けてきたこともあり、自分でよく書けたなあと思うもの、アクセスが多く気に入ってもらったものについての感想を書きました。まず、最近で一番書けたなと思うもの

 

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  この記事、今まで一番アクセスが多かったです。「死者の書」を読むにいたっての経過を書いたので、感想ではないです。折口信夫の「死者の書」をぜひ、読んで自分なりに感じてもらいたいと書きました。きっかけになった近藤ようこさんの漫画は、原作と少し違う彼女のなかの「死者の書」をえがいています。こちらもぜひ読んでもらいたいです。このブログを書いたのは、自分のなかのふるさとを許すということなんだと思います。

 

 

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  このブログを読んだ人でここまでたどりついたひとがいてよく読んでくれたなあと感心しました。折口信夫の生まれたところは四天王寺のちかくで、そこでは太陽を拝む信仰があります。私もその文化圏に育って、それをどう考えるかなあと思っていたことに気がつきました。それは、大阪湾からひろくアジアに広がっている古代の信仰なんだと思います。ずっと前に書いたブログですが、参考にしてください。

 

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  折口信夫のブログでも紹介したこのブログもただのおいしもの紹介でなく、実はふるさとを許すことを書いたものです。もうひとつのこの本はテーマは心の底での融合ということで、だからこそ、この本の続編に和風だしを使って独自の発展をした日本の中華の原点のひとつを紹介した「京都の中華」という本があります。これ両方とも大きな本屋さんの片隅にあり、ひそかに読まれているようです。

 

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  手縫いを考え直した本。なんとなく、手縫いって、押し付けがましいと感じがあって敬遠されがちですが、誰でもできる基本技術なんだとあらためて思いました。まず、この本で紹介されている、きんちゃくやシュシュを作ってみてください。すごく最初は時間がかかるでしょう。そのことを通して、商品を通して手間を代行してもらっていること。ミシンの発達をはじめ工業化の恩恵の凄さがわかってきます。実用書を読み物にということも大切だけれど、ひとつふたつ作ってみることで、作者が乗り移ってくる感じが私はたまらなく好きです。学ぶとはまねる、同化してみることなんだと実感できます。

 

 

 

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 今年ずっと読んでいただいた、ベルばらのブログです。BSの番組をさらっと紹介しただけなんで、申し訳ないです。自分を知るのは他者だということをフランス人はよく知っていること、それを生かして国を保っていることがよくわかる話だと思います。日本の漫画を一番読んでいるのがフランス人で、そして、イスラムと一番もめているのがフランス人であることは裏腹なんだと思います。

 

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 これもなんだかロングセラー。妻夫木聡池脇千鶴の代表作になって、思い出された小説。今書かれたものと思っている人も多い、抽象的に研ぎ澄まされた短編。神戸で青春をすごし、朝ドラ「カーネション」で世にでた渡辺あやの脚本であることもうれしい

です。大好きな小説のひとつなので思い入れも深いです。

 

 

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 原節子さんが亡くなって、急にアクセスが増えました。書きたいことが整理できず、あんまりよく書けていないのがはがゆいです。「晩春」は、原節子の現実の生理まで踏む込んだ映画で、まさしく、原節子小津安二郎に出会うという映画だと思っています。映像は時をきりとるものであるので、若さ美しさが記録され、ときに残酷だと思います。それを逆手にとって、時の変化の無常をえがいた映画だと思います。

 

 

 


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 清水宏の経歴と作品について語ったもの。初めてを行ったひとは忘れられていいけれど、その足跡を人はたどっていることをかみしめたいです。

なんて感じです。今年も押し迫ってきました。