oohaman5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

ひたすらに突っ走る「マッドマックス」

 スケールが大きくて、面白いけど、見終わったあと、なんだか、日常の悩みをそらしただけだという、もやっとした消耗感がある大作映画が多い。だから、あんまし、この頃見に行かない。よくはできているけど、スナック菓子みたいな映画だ。それはそれで楽しいけど、消化管、衰えてるからいいやって思う。かつては色々とスターウォーズやらスーパーマンスパイダーマンも見てたんですよ。でも、男の子のケンカごっこ、都合のいい妄想彼女を、笑いもなく深刻に描かれてるの見てもな、おばはんになって、それなりに擦れてくると時間がもったいないと思う。

 この映画はしにせのトンカツやのお昼みたいに、元気がでる。ひたすらに大地を疾走し、アクションをみせるシンプルなつくりで、俺が見せたい映画ってのはどうだと、お客に媚びてない。シャーリーズ・セロンが、片腕スキンヘッドで堂々とアクションをみせる役者根性がかっこいいし、彼女と逃亡をはかる、最初、添え物っぽい美しいお姉さまたちもしっかりアクションする。そして、それを助けるおばあさま方も。そんな彼女らを追う悪役たちも決して手を抜いていない。マッドマックスは彼女らの戦いに巻き込まれるのだけれど、寡黙にサポートする。ほんとの男らしさって、頑張ってる奴をつい助けちゃう包容力なんだって、改めて思い出させてくれる。常識のある大人たちが作ったプロ根性満載の狂気なのだ。画面がひたすらに美しい、美しいことで変な雑味がふっとんでしまう。

  女性の描き方は、北海道の農家出身の荒川弘の「鋼の錬金術師」に似てる。業も主張もあってたくましい。オーストラリアは自然と戦っている農民の国なんで、だろうと思う。この辺りはどうかな。ぜひとも農場をえがいた「ベイブ」を見てみたいな。

 男の子の野蛮のかたまりだと見なかった「マッドマックス」を美しいとみることになるとはな。生きてみるもんだと思う。言葉が乱暴なのは、気分が上がっているためです。お許しいただきたい。

 

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ?ド

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ?ド