oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

どんなに時代が変わっても人はかわらない

  まあ、ここんとこ読んだ本の感想なんですけどね。まず、迫害された江戸時代の浄土真宗の信仰について書かれた本です。江戸時代、鹿児島では、浄土真宗は禁止されていたようです。それは、米もとれない貧しい生活の中、親鸞のおしえを中心に平等をといた浄土真宗が、武士への反抗の理由になることを恐れためです。それを隠れ念仏といいます。なかでもカヤカベという一派は、土地の神道とまじり、独特の信仰となったようです。カヤカベは、イスラムの一派で土地の多神教とまじった、ヤジディ教徒に似てると、五木さんが指摘しているのには、びっくりしました。例のイスラム国に迫害された人々です。きびしい土地に住む人は、独自の強い約束のある宗教を信じるようになるのでしょう。岩手で盛んだった隠し念仏の人々にいたっては、布施を求める本願寺とさえ、関わらなかったようです。人々の中にある、信仰と生活の関係とは、何かに迫っていて、考えさせられる本です。

 インターネットの時代になっても、人間の気持ちは変わらない。それは、道具にしかすぎない。では、それは、何を可能にしたか、どう使いこなすかを問う本だとおもいます。インターネットで世界が変わるという本が氾濫したとき、これがでても、めだたなんかったのはそのためでしょう。私の感じでは、ネット世界も日本の社会の地続きでしかないと思ってます。しかしながら、私のような引きこもりがちな人のちいさな主張も目立っている人の主張も、フラットに扱われるということは、いいことではないでしょうか。ネットで、ますます、生身の人とのつきあいが少なくなっているのかもしれません。しかしながら、マイナーな映画を知って出かけてみたり、行かないと思い込んでいた近所のアクセスを知って、行ってみたりしているので、私はよかったなあと思っています。

 

インターネット的 PHP文庫

インターネット的 PHP文庫

 

 

インターネット的 (PHP文庫)

インターネット的 (PHP文庫)

 

  今は、戦火にあって、ほとんど、破壊された町、シリアのダマスカスを舞台にした猫ものです。大阪に出たとき、ヤマザキマリ展で、購入して思い出になりました。野生をたくさん残した猫たちのお話です。

 

 

アラビア猫のゴルム(1) (ワイドKC Kiss)

アラビア猫のゴルム(1) (ワイドKC Kiss)