oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

大いなる沈黙へ グランド・シャトルーズ こんな生き方もありかな

 

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長い、退屈、そういう評判だったので、見るのが遅くなってしまいました。確かに、途中眠くなったけど、美しい映画でした。沈黙の行をおこなっている、フランスの修道院の記録です。沈黙とのことですが、常に修道院内に、生活音があり、以外と活気があります。時間はゆっくりと流れていますが、薪をつくったり、農作業をしたり、修道服を手作りしたりで、働いているので、退屈そうな感じはありません。食べるものも質素ですが、焼きたてのパンとバナナやなしなど果物たっぷりなので、悪くないです。ここは、部屋が与えられ、そこで、宗教書をよむことや、瞑想をすることが、大切な場所のようです。雪深い山奥にありますが、個室に薪ストーブがそなえらて、寒そうでないです。そして、沈黙の行ですが、定期的に宗教歌を集団でとなえてるので、そんなにおしゃべりしなくてもよさそうです。私はコーラスをかじったことがあるのですが、数時間、ハーモーニーをつくったり、言葉を叫んだりしてると、しばらくは話さなかったよ。日本のお寺さんでもそうですが、集団で言葉をとなえると、余分な感情を話し合わなくてもいいのです。いわゆる苦行ではありません。むしろ、シンプルな生活をして、宗教に身をささげるという感じです。

 きびしい、おおげさな修行を想像していたので、ちょっと、ほっとします。私はキリスト教の知識もないので、この映画の本当のふかい意味はわからないでしょう。だから、えらそうなことはいえないですが、ただ、どっちにしても、生きて行くっていうことは、単調な連続だと思っています。毎日、庭はきをしても、葉っぱがちらばるような生活が普通です。波瀾万丈の享楽的な生き方もありでしょうが、楽しいところは少しで、みじめできついことの方がおおいような気がします。平凡なせいかつをしているもののひがみかもしれません。でも、それらを考えても、こんな生き方もありかな、思いました。彼らも、いろんな偶然がかさなって、ここにたどりついただけなのでしょう。死がむかえにくるまで、生きぬかなけらないのは、どんな生き方でも同じでは、ないでしょうか。美しい映像が自然光で、写しこまれています。集中力のいる映画なので、映画館で見るのがふさわしい映画です。ぜひ、大きなスクリーンで、細かい部分をたのしんでください。

映画『大いなる沈黙へ』オフィシャルサイト