oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

最近、読んだ漫画

 秋深くなってきましたね。っていうわけでもなのですが、ここのところ、漫画を読んでました。まずは、

 「ジョジョリオン」 1巻〜7巻 荒木飛呂彦

 最近、中古市場に出てきたので、大人読みです。かつて、子供たちがジャンプを読んでいるころ、ジョジョの奇妙な冒険の「ストーンオーシャン」が、連載されていて、徐林って書いて、「ジョリーン」って、読ませるところとか、絵が独特なのが、印象に残りました。で、今、連載中の作品を、読んでみました。荒木飛呂彦が、今をどう思っているか、知りたかったのです。混沌としたテーマが、絵で語られていて、楽しい。絵が素晴らしいですけど、やはり、ストーリー性が、絵で語られている、漫画の王道だと思います。カツアゲロード、私は、切り抜けられるかな。切り抜けたいと思います。

 

 

 

 「大奥」11巻 よしながふみ 

 ある、登場人物が、サイコパスで、怖いです。後味が悪い、読後感が、たまりません。よしながふみさんのムック本で、「沈黙の艦隊」川口かいじ先生が、「大奥は、ホラーだ」と構成の端正さを例にあげて、看破していましたが、ますます、ホラー度が、高まっています。権力とは何か。それが、底流に流れていて、見逃せません。今を生きている漫画です。

 

大奥 11 (ジェッツコミックス)

大奥 11 (ジェッツコミックス)

 

 

 「薄幸日和」グレゴリ青山

 京都を舞台にした、学園ものです。イジメられやすい転校生が、不思議な女生徒と出会い、京都のコアな場所を巡りながら、成長していく、お話です。生八つ橋が、お話のキーになります。ちなみに、私は、生八つ橋の皮だけが、好物です。ニッキの苦みが、たまらないです。全面的な晴れの幸せでなく、ちょっと、薄曇りの「薄幸」が、素敵という、彼女に、導かれ、主人公は、ささやかな生きる喜びと、自分らしさを得ていきます。かつて、私も、学生時代、同姓の友人がいました。そんなこともあって、楽しく、読ませてもらいました。

 

薄幸日和 (フラワーコミックススペシャル)