今週のお題「書くこと」
今、こうやって、ブログなんか、書いているわけですが、個人的な日記で、いいかなと思ったりします。事実、何年も手帳を書いていたりするわけで、こうやって、書く事で、自分のプライバシーや、欠点やらをさらすことになってしまっています。
でも、なんだかんだと、続いているのを考えてみるに、「どこかで誰かが見ていてくれる」って、ことが、うれしくて、書き続けているのだろうと思います。これ、東映の切られ役、福本清三さんの本の題名なんですけど、ブログを書くたび、この言葉が浮かんでくるのです。この本は、東映京都撮影所の脇役俳優さん福本清三さんの自伝です。確か、岡本太郎記念館に行ったとき、近くの青山ブックセンターで見つけた本です。
何かしら、自分でも、意図が分からなくて、続けていることがあると、この本のことを思い出すのです。私にとっては、今、「書くこと」は、自分の中にあふれてくる思いを表現したいってことなのだと思います。なんで、表現したいのかってことは、もどかしくて、言葉にすると、うそっぽくなります。まあ、そんな、自分に感心を持ってくれるのって、どこかの誰かでしかないなあと思っています。どこかの誰かってっていうのは、自分自身かも、知れません。でも、その存在こそが、自分を確かにに、どこかに導いてくれていると思っています。
どこかで誰かが見ていてくれる―日本一の斬られ役 福本清三 (集英社文庫)
- 作者: 福本清三,小田豊二
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
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