昨日の晩、またしても、「バーレスク」を見てしまった。これで、3度目かな。好きなんですよ。あの、ほとんど、裸で、クリスティーナ・アギレラが、歌い踊りまくる映画。小ちゃい体から、発するパンチのある、あの歌声、そして、ダイナミックなダンスいいですね。ショービジネスの世界がおもしろおかしくて、好きなんです。魔女のようなシュールや、顔の長いはげのスタンリー・トゥッチ、へんてこりんなアラン・カミング、そして、相手役の役者さんも夜っぽくって、いいです。古風な展開のラブストーリーもいいなあと思う。大ゴケして、アギレラは激太りして、荒んだ生活をしてるみたいで、寂しいです。飛ばしすぎたんでしょうか。バランスが、取れてなくて、愛すべき作品ってありますね。
これも、密かに人気の「愛と誠」、内容はどうだかと思うんですが、かつて、梶原一騎を、子供のとき、床屋さんで、ななめ読みしたものにも分かる、リスペクトが、たまらなく、好きです。でたらめで、不器用だけど、愛を求めていた、漫画世界が、歌で、表現されていて、楽しい。あきらか、ドラマ「グリー」のぱくりなんですが、それもいいです。だいたい、梶原一騎は、不幸で、ほんと、あやしい。その、不幸が、不幸を呼ぶような生き方が、一番出ているのは、おセンチな(この映画のセリフにも出てきます)「愛と誠」では、ないかと思うのです。ナイトクラブの世界をしょっていると言えましょう。余貴美子と、一青窈が、かかわっているのも、いいなと思うのです。
愛と誠 コレクターズ・エディション 期間限定生産(2枚組) [Blu-ray]
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本当に、深い悲しみや、苦しみを背負ってとき、人は、闇の中で、歌い踊りたいという、欲望をいだくことが、あります。それこそ、ショービジネスの世界でしょう。