oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

コメディって、楽しい「グランドブダペストホテル」

 映画館で、予告編を見て、これと思って、楽しみにしていた映画。ピンクのホテルの話って、見てみたいと、アメリカの皆も思ったようで、大ヒットだそうです。で、ご近所の映画館で、上映で、時間的にも、経済的にも、助かります。いわゆる単館系の映画って、今、都内に行かなくては、大きなスクリーンで見れないことが、多いです。この、関東近郊の、何でも東京って、なんとかならないかと、いつも、思います。映画だけでなくて。さて、それはさておきです。


「グランド・ブダペスト・ホテル」予告編 - YouTube

 楽しい映画でした。ともかく、俳優さんたちの動きが、かわいい。まるで、チャップリンの映画を見ているようなあんばいです。よく、体が動く人ばっかりだなあ。者役のレイフ・ファインズが、もちろんすてきですが、マチュー・アマルリックの悪役も面白い。そして、お話も、こういうのを編集がいいというのでしょうか。テンポがいい音楽に、あわせて、リズムカルに、映像が刻まれていきます。あっというまに、引き込まれてしまいました。映像がピンクを主調にして、ヨーロッパのあのウィーンの感じなので、とても、贅沢な気分です。

 その中で、ナチスらしい軍隊との戦いが、コミカルに描かれます。そして、主人公たちは勝利するかに見えるのですが、唐突に終わります。そして、ツバァイクのお話が、元になっていますとの、メッセージ。ツバァイクとは、なんぞやと、とても、気になります。しかし、あくまで、コメディ、最後のエンドロールまで、アニメで楽しませてくれます。なぜか、ロシアのバラライカとコサックダンスですが。

 さて、ツバァイクですが、映画評論家の町山さんのラジオによると、忘れられた大作家になっているようです。だから、アメリカのお客さんも、好奇心をくすぐられたようですね。日本では、ベルバラの元ねたで、知っている人は、知っていると思います。「マリーアントワネット」という、小説です。

 確か、それに、影響された遠藤周作の小説が、あったりしました。もうひとつの代表作の「ジョセフ・フーシェ」についても、確か、司馬遼太郎のエッセイで読んだ記憶があります。関西のある年代の人は、よく、読んでいたのではないだろうか。神戸あたりは、結構、外国の人が、のんきに暮らしてたみたいです。そのころの思い出を、元に、手塚治虫が、「リボンの騎士」や「アドルフに告ぐ」書いてたりしますね。宝塚関係の人も読んでいる人、多かったのでは、と思います。ベルバラが、宝塚で上演されたのは、深い意味があったのです。

 池田理代子さんも関西人、身近にあったのだと思います。私は読んだことありませんが(笑)。だから、えらそうなことは言えません。しかし、そのころから、ひっかかる作家でありました。そして、今、読み返そうとの提案を含む映画が、大ヒットしているのって、こつんとした、感触があります。 

 そんなことを考えつつ、なかなか、面白かったです。

 

 

 

王妃マリー・アントワネット〈上〉 (新潮文庫)

王妃マリー・アントワネット〈上〉 (新潮文庫)

 

 

   悪役の俳優さん間違ってました。気になったので訂正します。その後、「ジョセフ・フーシェ」、読みました。ものすごく良かったです。映画に直接関係ある、晩年の本も読んでみたいけど、翻訳本とんでもなく高いです。監督は「紙の島」という、日本を舞台にしたアニメを準備中らしいです。はて、どうなるかな。

 

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