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oohaman5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

最近読んだ本

英国一家日本を食べる マイケル ブース

 家族で、日本を食べ歩きした、フードライターの体験記。とても、バランスがとれていて、客観的だ。辻静雄の料理本に導かれて、書かれたようだ。主人の実家に年始に行くと、同じ本を父が読んでいた。地元の図書館で順番待ちらしい。お好み焼きや串カツといった洋食を日本料理として、評価しているのが、よかった。ツッコミな料理グルメ本が多いなかで、日本料理のありのままを描いた、この本はめだったのかもしれない。おもしろい。しかし、面白いもんを探し出す、87歳、老人力あなどれません。

 

英国一家、日本を食べる

英国一家、日本を食べる

 

 

 明恵上人 白州正子

神田の古本屋さんで、やっと、見つけた。上人の故郷である、湯浅、有田を訪ねて、古老と旅をするところは、いつもながら、すごい。その人の生きていた痕跡を見つけ出し、いきいきとよみがえる面影はとても、人間くさい。大師匠である、袈裟御前をストーカーした文覚上人との、めんどくさい関わり。内田裕也みたいな人です。その人の面倒見るのが生き甲斐の、おぼちゃまな実の叔父である、師匠。人に甘すぎて,変な弟子が多かった、法然上人。実は見栄っ張りで権力大好きでもあった、栄西。歌を歌わずにいられない、文句の多い、西行。偉大ではあるが、人間臭い、名僧との関わりもおもしろい。南国出身の思い込みの激しい上人への尊敬あふれる本だった。

 

明恵上人 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

明恵上人 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

 

 

 

明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)

明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)

 

 この本は明恵上人の夢記を中心に書かれています。

 

 

 花のベッドでひるねして 吉本ばなな

今、私が漠然と、言葉にできないで、悩んでいることにぴったとあっていて、とても、よかった。ちょっと、背筋が凍る怖さがあった。海辺の牧歌的な、古墳のある町で起こる、ありふれて、平凡にみえるエピソード。内面と世界との交流。

 

花のベッドでひるねして

花のベッドでひるねして