oohama5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと思っています

最近読んだ本

 橋本治「初夏の色」

 表紙の夏みかんの絵が印象的な本です。「みかん」という短編が好きだったので、読みました。震災のボランティアに行った女性の話、震災に取材にいったアナウンサーと彼女の話、そして、最後に地元にもどって、牛飼いを再開する家族の団らんで締められます。一般の人のささやかな人生。身につまされて、慰められて、泣きたくなる本でした。 

初夏の色(表紙買いです。)

 星野博美「戸越銀座でつかまえて」

 親元にもどって、暮らし始める独身の女性の日々の思いです。寡作な方ですが、とても心ひかれて、読み続けています。何と、小泉今日子さんと同年同じ日の生まれらしいです。三姉妹の末っ子だし。

 猫のはなし、両親との生活、世の中のこと、商店街で生きる地元の人々、震災のころのはなし。とても、共感できました。死のかげが以前の作品であったのが心配だったのですが、落ち着いてきてよかったです。

 

戸越銀座でつかまえて(過去著「銭湯の女神」読んで、百円ショップから、足を洗いました。)

 「小田嶋隆のコラム道」

 ふと、書店で手に取った本。普段はこういった文章の書き方系の本は読まないけど、読ませられました。書き方の修行ということをとても、分かり易く解いておられると思う。ブログ、又、やってみようかなと思ったきっかけです。表現するための説明の重要性、そして、その練習ためのの要約の訓練。作文の指導のとき、こうやってくれたらと思いました。とても、ためになりました

小田嶋隆のコラム道

  気持ちを飲み込みがち、特に最近ひどかった私が、書くことで、人に言葉で気持ちを表に出せたらと、訓練で書いております。笑って許してくださいね。

 まあ、この気持ちを飲むって、私だけでなく、ひょっとしたら、日本がブログ大国である理由のひとつかもしれませんね。まあ、そんなかんなで、楽しんで、ぼちぼち書こうとおもってます。

 

 大好きな本について、ちょこっと、書いてみました。