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oohaman5656's blog

日々の思いを言葉に出来るといいなあと、書いています。

映画「ライオン」子供ってなんだろうな。

迷子になったインド人のおさない子供がオーストラリア人の養子になってというお話です。 「子供って?」って問いかけの答えが明確な、わかりやすい映画です。 主人公は母子家庭の子なんですが、いいお兄ちゃんもいるしで、幸せでした。しかし、貧しくてつら…

映画に知識は必要か

映画「浮雲」のブログを書いていたとき、森雅之の父の有島武郎について書こうか迷ってしまった。略歴の確認でネットを見て、不意に思い出したからだ。私は、ずっと、かつて読んだ、有島武郎の童話「一房の葡萄」がひっかかっていた。すごくロマンチックだけ…

映画「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人 事件」ざわざわする思い

『牯嶺街クーリンチェ少年殺人事件』予告 めったにないことですけど、台湾の映画、エドワード・ヤン監督の「ヤンヤン 夏の思い出」のレンタル料を滞納してしまって一万円になったということがありました。内容はぼんやりしていて、イッセー尾形が面白かった…

不幸とか幸せとか 成瀬巳喜男「浮雲」

TOHOシネマズに「午後十時の映画祭」という古い映画を紹介する企画があり、成瀬巳喜男の「浮雲」見てきました。「浮雲」はNHKでDVDで録画していても、どうにも見られなかった映画です。男女のドロドロって苦手なんです。しかし、デジタルリマスターなんだし…

世は移りゆく「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」  山内マリコ

先日、沖縄に行ってきました。12月ごろから、沈みきっていて、お正月準備もままならない。で、旅行でもいこうかと、格安チケットで予約してガイドブックを読んでみたもの、全然のらないどうしようかとと思っていた前日、この本を読みました。そのなかで那覇…

ささやかだけど大切なこと

10日ほど前に、私の「映画館に行こう」というお題のブログが紹介されていて、1年前ほど前の隅っこの記事を、よくぞ紹介してくれたなあと感謝しています。映画を見る若い人たちに、ぜひぜひ感じ取ってもらいたいことだったので、うれしいです。 hatenanews.com…

生身の人間がいる。映画「沈黙」

昨日、映画「沈黙」を見てきた。若いとき、感銘をうけた小説だ。何年か前、修道士を志したマーティン・スコセッシが映画化すると聞き、面白いなあと思ってずっと待っていた。ちなみにスコセッシの映画は「タクシードライバー」と「ギャング・オブ・ニューヨ…

いっしょ過ごした「少年の名はジルベール」

私が中学時代、大好きだった萩尾望都先生が竹宮惠子先生いっしょに共同生活をしていたのを知ったのは、ずっと後になってからだ。一年ぐらい前から 、漫画家をめざして上京し、「風と木の詩」を書かれたいきさつを書いたこの本を読めずにいた。そして、そのこ…

忘れたことの忘れられないこと 波津彬子「玉藻前」

波津彬子、漫画文庫で「玉藻前」か、ふむふむ面白そう、なんかすごく読みたい、なぜだろう。そこで、はたっと思い浮かんだんですね。それは子供のとき、何度もテレビでみたアニメで、 ヒロインが「玉藻前」というのがあったのですね。悪に染まったヒロインが…

善意こそがひとをそこなう「みんな彗星をみていた」

遠藤周作の「沈黙」は私の好きな小説のひとつだけれど、いまいち背景がわからなかった。そういった悶々に答えてくれたのが、星野博美さんのノンフィクション「みんな彗星を見ていた」だ。このなかで星野さんがカトリックの世界への宣教は最古のグローバル企…

 映画「この世界の片隅に」ものがたることの意味

こうの史代さんを知ったのは、評判の良かった「夕凪の街 桜の国」を立ち読みしたからだ。本屋さんで涙が止まらなくなって、連れて帰りました。私は滅多に涙が出ないので、びっくりした。原爆のはなしで泣いたのではない。特別なはなしではなく、私にもあった…

映画「永い言い訳」はこたえる

この映画はこたえました。まず、話しは、交通事故からはじまります。じつは、私、夫が仕事に逃げて、子育てが煮詰まったとき、こどもふたりと車に乗っているとき、車線をはみだして、相手の車を大破させさせたことがあることを思い出しました。幸い、用心深…

生者と死者と「君の名は」新海誠

とうとう新海誠の「君の名は」見に行ってしまいました。彼は私とおなじ国文科出身だそうで、古今和歌集の小野小町の「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを 」と院政期の「とりかえばや」ヒントにしたと、町山智浩さんの「映画ムダ話…

福山雅治ってどうよ。映画「SCOOP!」を見る

福山雅治のドラマや映画は見たことがなかった。私の見る種類じゃないかったからだ。キラキラした男前を愛でるのは苦手だ、私はやぼなのだ。しかし、日本の芸能界でも、特別なひとだと思う。大河ドラマは見た。幕末のモテ男龍馬に似合っていたから、楽しかっ…

父たちと宮沢賢治と「春と修羅」

ここのところ、毎年、盛岡を旅している。去年、行きたかった花巻に行ってきた。父に買ってもらった本のなかに宮沢賢治の「風の又三郎」があったからだ。父が選んだと思い込んでいたが、私がねだったんだと、改めて思い出した。5年のときの担任は、今でいう…

「鬼才 五社英雄の生涯」大衆的って何だろう。

私は五社英雄のファンでないので、いくつかしか見てないけど、そのなかで、「陽暉楼 」が一番好きだと思う。普段テレビであいまいな演技をしていた女優さんたちから、演技を絞りだした華麗な映画だ。特に浅野温子をテレビだけで知ってる人は、びっくりすると…

映画「牡蠣工場」日常にこそ、力がある。

映画を見ていると、ときどき、なぜ、わざわざそれを選んでみているかとはっと気がつくことがある。冒頭の牡蠣の水揚げの作業から牡蠣むきと港の風景を見ているとなんだかもやっとした。行ったことがある。港の寺をみて思い出した。安国寺恵瓊の寺だ。当時見…

生きてみてどうでしたか「海よりもまだ深く」

あっと思ったのは、最初の団地の場面でラジオが出てくること、このラジオ持ってたんですよね。CDが聞けるし、子育て中、お風呂で聞いてました。ピンクでデザインも好きだったんだよな。なんとなく気になるこのラジオが、あとで大きな役割をはたすのは嬉しか…

最近読んだ本6 読みたいものはたくさんある

このところ小説を読んでる。ジョディ・デンチ主演のドラマ「クランフォード」で気になっていたギャスケル夫人の短編集。オースティンのすぐあとのひとだけど、貧しいひとと接していた牧師さんの奥さんなので、ひとを救えない絶望感からか、宗教観が堅苦しい…

マンガと映画

日本映画が流行らないのは、漫画があるからだとこのごろ思う。漫画の編集の世界を描いたドラマの「重版出来」を見ていると、しきりにネームの話が出てくる。ネームとは、漫画の画面構成とセリフを下書きをしたもので、映画でいうところの絵コンテになるもの…

中野翠「この素晴らしき世界!?」

図書館に行ったとき、サンデー毎日で連載されている一年間のエッセイをまとめたこの最新刊があった。今もコツコツと読んでいる読者がいるのだなという思いで読んだ。中野さんを知ったのは、父が、弟が通う進学校の大学進学の数を確かめるため、サンデー毎日…

ヴィヴィアン・マイヤーをさがして 

Vivian Maier: Street Photographer 作者: Vivian Maier,Geoff Dyer,John Maloof 出版社/メーカー: powerHouse Books 発売日: 2011/11/16 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る 去年見にいったのですが、、どうにも感想が書きたいのに書けなく…

あらためて「東京物語」を見る

TOHOシネマズでやっている午前十時の映画祭で小津安二郎の「東京物語」をみた。大画面では初めてだ。是枝監督が鎌倉を舞台にした「海街dairy」のインタビューで、小津よりも成瀬が好きで映画を撮っていると語っていた。小津は家族を信じているが成瀬は信じて…

原作をどう読み込んでいくか、ドラマ「私を離さないで」

なんだかんだと書くことが楽しいので、復活。まあ、そんなには更新できないかもしれませんが。今、気になって見ているTVドラマは、カズオ・イシグロ原作の「私を離さないで」です。内容はSFチックなクローン人間の臓器提供のはなしなので視聴率は苦戦してい…

映画館に行こう

ベスト・オブ・スター・ウォーズ~ミュージック・アンソロジー~ アーティスト: ジョン・ウィリアムズ,ロンドン交響楽団 出版社/メーカー: SMJ 発売日: 2012/07/18 メディア: CD 購入: 3人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (12件) を見る SNSをみてると「…

「あさが来た」朝ドラはつよい

よのさん のつくった微妙な細工物がいっぱい。店先に大きすぎる招き猫と語らってたりして。 最初注目したのは、全然しらない、大阪の幕末維新の庶民の歴史が描かれてるのからだ。昭和初期、大阪はものすごく栄えていたのだけど、そのもとはなんだろうって、…

ブログのまとめやってみます

年末になると、そろそろまとめ的なブログが増えてくる。いろいろと思うところがあっって再開したし、そろそろ2年以上続けてきたこともあり、自分でよく書けたなあと思うもの、アクセスが多く気に入ってもらったものについての感想を書きました。まず、最近で…

「ピロスマニ」絵を描くということ

以前見損ねてた、グルジア映画「ピロスマニ」を見に行きました。グルジアの画家、ピロスマニを題材にした映画です。どうやら「FUJITA」をとった小栗康平が参考したからか、リバイバル上映です。グルジアって全然想像がつかないです。ごめんなさい。 スターリ…

映画「FUJITA」見てきました

色々と思うところがあったんですけど、出会った何ごとかを、本や、映画だったりするんですけど、なにかしら共有したく、また、ブログを再開します。膨大な量の情報が飛び交うSNSの世界では、あっという間に忘れられますが、誰かの心の片隅にある石ころでいい…

映画「白河夜船」

映画「白河夜船」を見てきた。吉本ばななの小説は、文学でしか描けない描写に満ちているので、映像化は難しいけれど、よくできていた。井浦新、谷村美月もよかったけれど、安藤サクラは、改めてすごい女優だなあと思った。 私が吉本ばななの小説を読み始めた…

阿部サダオとカンバーバッチ

阿部サダヲのファンだ。「舞妓はぁ〜ん」に「謝罪の王様」そして、「夢売るふたり」歌って踊れる、演技もうまい。ちっちゃくてちょこまかしていて可愛い。男前ではないが、何よりも色っぽい。「夢売るふたり」での鈴木砂羽との風呂場の濡れ場、西川美和監督…

マッドマックスのセリフから、考えてみた

マッドマックスに出てくるセリフ、redemptionが、ちょっとtwitterの話題で出た。前のブログで映画の題名が気になって辞書を引いたあとだったので、思わず調べてみた。どうやら、聖書の日本語訳で使われる「あがない」という言葉にあたるらしい。「あがない」…

「アドバンスト・スタイル」もっと楽しんでもいい

映画「アドバンスト・スタイル」、おもしろそうなので見てきました。英語によわいので、題名、辞書で引いてみました。なるほど、高度なという意味と高齢なという意味かけてあるのですね。この中に出てくるおばあさま方は高齢ではあるが、今までの人生経験を…

これからどこへ「ラブ&ピース」

七月一日は、映画の日&レディスデーということで、園子温の「ラブ&ピース」見てきました。長谷川博巳が出てた「地獄でなぜ悪い」がなんか好きだったのと、なぜか雇われ仕事をどんどんする園子温の危なっかしさにひかれて行ってきました。 園子温の代表作は…

ラウラ・アントネッリ 映像と残像と

「青い体験」のヒロインだったラウラ・アントネッリ、亡くなりましたね。世間では、セクシー女優さんの扱いですが、美しいプロポーションといい、本物の美女だったと思います。彼女の死で、同じようにおくすりにおぼれて亡くなった、70年代に活躍した、シ…

海街diary 死のにおいと生の輝き

原作の漫画「海街dairy」にひかれたのは、ちょうど、母親の三回忌のころだった。親が死ぬと親戚とかとのつなぎ目がゆるみ、つらいことが多かった。母親と同居していた弟は被害者意識がひどく、ずいぶんと母のことで当たられた。こちらも至らないところが多く…

甘さがしみる、映画「あん」見てきました。

かつて、地元の駅前で、ふたりの独身のおばさんが焼いていた、とっても、美味しい今川焼きのお店がありました。駅前再開発がきまっていて、シャッター半分で店をだしているし、話しかけても、悲しげな目で見つめてきます。でも、これが抜群においしい。京都…

台風のあと

台風のあと、本当に暑くなってたまらない。と、書いて、去年も一昨年もこんな日があったのだと思った。人間は忘れるから、常に新鮮にいられるのだ。そんなふらふらの午後、杉浦日向子原作で、クレヨンしんちゃんシリーズでお世話になった原恵一監督の新作「…

デビッド・リンチがツイン・ピークスの続編をつくるらしい

デビッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」は、大人になってから見て、自分のなかの意識を変えてくれた映画だ。実は、私は彼の映画をこれと「デューン」と「インランド・エンパイア」しか見ていない。いつかそれ以外も見たいと思ってます。いいわけする…

ジヌよさらば みんな映画館で笑わなくなった。

松尾スズキ監督、松田龍平主演の「ジヌをさらば」見てきました。映画館は「あまちゃん」人気もあるのでしょうか。老若男女でいっぱいでした。普段行かない、土曜日の午後だったこともあり、がっつり仕事してる感じの人が多かったです。こんなに幅広い層が映…

清水宏 「小原庄助さん」絶望を笑い飛ばそう 下

さて、清水宏の「小原庄助さん」は、戦前の時代劇スター大河内伝次郎を主役にした映画だ。その妻の役は、介護用ベッド、パラマウントベッドのCMでおなじみのおばあちゃん、風見章子だ。初めて若いときの映画を見たよ。なかなかに上品でむじゃきな奥様ぶりで…

清水宏 「小原庄助さん」絶望を笑い飛ばそう 上

某アマゾンで本を買ったとき、ついでにどうですかということで、戦前名監督、清水宏の「小原庄助さん」を購入しました。これは、在庫で残っていた廉価版の松竹の名画シリーズのひとつです。不覚にも泣かされてしまいました。私が清水宏を初めて知ったのは、…

なんでもたくさんありすぎる

ファッションビルの小田急ミロードのCMがネタになったとき、ふまじめにも一番に感じたのはあれだけのお洋服売るのって大変だろうなということでした。新宿には、ミロードだけでなく、伊勢丹、小田急、京王、ブランド、そしていろんなファスト・ファッション…

人を狩るということ 「アメリカン・スナイパー」見てきました

クリント・イーストウッドの「アメリカン・スナイパー」見てきました。イラク戦争で160人を倒した狙撃兵の自伝ものなので、重すぎるかなと思ったけれど、エンターテイメント映画としても、よくできているので、するっと見れました。個人としての敵役もき…

誰でも楽しめる映画って、何かな。

今週のお題「ふつうに良かった映画」 前回が暴走ぎみだったので、もう一度このお題で書いてみたと思いました。ふつうって、なかなかに難しいです。前回は滅多に見られないし、抵抗があるけど、エンターテイメントとして、実は面白かった映画でした。今回は、…

ぼんやり見て面白かった映画 山口淑子主演「東京の休日」

今週のお題「ふつうに良かった映画」 私の子どものころは、山口淑子は、ワイドショーの威厳のある司会のおばさんでした。なんで、出てる人が、彼女に敬語を使うんだろうと思ってた。その後、歴史的な背景を見て、なるほどと思った。ほとんど、彼女の自伝をド…

人の輪郭がとろけるとき「深夜食堂」

数日前、映画をみたところ、予告編で、新宿の夜景が大写しになって、たまらなくなって、映画「深夜食堂」見てきました。ドラマが映画になったとき、つまんないことが多いので、普段はなかなか、見に行かないのですが、大画面でも、ぐっと来たので、見に行き…

野球映画はお好きですか。

先日、「KANO」という、台湾の野球をテーマにした映画を見てきました。なかなかに面白かったです。戦前、高校野球代表で、台湾の嘉義農林学校が、夏の甲子園で準優勝したことがあって、それをテーマにした映画です。野球好きなんで、野球の映画、見に行って…

百円の恋 人って案外変わるもんです。

安藤サクラ主演の「百円の恋」みてきました。かつて、DVDレンタルで見た「愛のむきだし」で、こわい女の子を演じていて、よく、この役、引き受けたなって、思いました。そして、その役者だましいは、本物だと、この映画をみて、改めてうれしかったです。 こ…

おばさんになることは、面白いです。「滝を見にいく」

沖田修一監督の新作「滝を見にいく」見てきました。普通の女性をオーデーションで七人選んで、撮ったユニークな映画です。私は、現実なのか、夢なのかわからない話が結構好きなので、見にいってみました。時々、電車にのって思うのですけど、ひとりひとりの…